50亿年后等待太阳和地球的命运——地球能否从膨胀的太阳手中逃脱(下)
2022-01-15 木莲 12866
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しかし、新たに得られたこの安定性は長くは続かない。それから1億年ほど経つと、重いヘリウムが軽い水素に取って代わったのと同じく、重い炭素と酸素が軽いヘリウムに代わって太陽中心部を満たし、ヘリウムは外側に追いやられるだろう。中心部の新たな構成要素となった炭素と酸素が核融合を起こすためには、少なくとも6億度という高温が必要だ。太陽中心部の温度はそれよりずっと低いため、核融合はふたたびゆっくりと停止し、内向きに働く重力が優勢になって、太陽は内側に圧縮され、中心部の温度はまたしても上がるだろう。
ひとつ前のサイクルでは、温度が上がったために、ヘリウムが溜まっている中心部を取り巻く水素の層で核融合が始まったのだった。今や温度はさらに上がり、炭素と酸素が溜まっている中心部を取り巻くヘリウムの層で核融合が始まる。

不过新获得的安定性并无法长期持续。再过一亿年左右,正如重的氦元素替代轻的氢元素一样,更重的碳元素核氧元素将会替代更轻的氦元素填满太阳中心部,氦元素将会被挤到外侧。要想让构成新的中心部的碳元素核氧元素发生核聚变,至少需要6亿度的高温。太阳中心的温度比这个低多了,核聚变会再次停止,然后向内得到重力会变为优势,太阳会被向内压缩,中心的温度会再次上升。
上一个循环中,因为温度升高了,包裹氦元素的中心的氢元素层开始了核聚变。这次因为温度更加上升,所以包裹碳元素核氧元素核心的氦元素层也开始核聚变。

しかしこのたびは、炭素と酸素の核融合が始まるほどの高温にはけっして到達しないだろう。もっと大きな恒星ならば、中心部で炭素と酸素の核融合が始まり、より重くて複雑な原子核が作られるのだが、太陽の質量はそこまで大きくないため、温度を上昇させる内向きの崩壊の勢いが足りず、炭素と酸素を融合させるほどの高温にはならないのだ。
そんなわけで、中心部を取り巻くヘリウムの層で核融合が進むにつれ、新たに生じた炭素と酸素が雨あられと中心部に降り注ぎ、中心部がさらに圧縮されるということが続いていく。しかしやがて量子的なプロセス──「パウリの排他原理」と呼ばれているもの──により、内向きの崩壊が停止するときがくる。

不过这次却无法达到让碳元素和氧元素发生核聚变的高温。如果是更加大的恒星,中心也许会发生碳元素和氧元素的核聚变,产生更加复杂的原子核吧。但是太阳的质量并没有那么大,因此上温度上升的向内压力并没有那么高,无法达到让碳元素和氧元素聚变的高温。
因此,虽着包裹中心部的氦元素层的核聚变推进,新生长的碳元素和氧元素的暴雨将会注入中心,中心部会继续被压缩。终于压缩到达了量子级别,因为被称为“泡利不相容原理”的存在,向内的压缩会有停止的一刻。

ヴォルフガング・パウリは、辛辣なことで知られるオーストリアの量子論の先駆者だ(たとえば、彼はこんなセリフを吐いた。「君の頭の回転が遅いのはかまわない。私がいやなのは、君が考えるより早く論文を発表することだ」)。
その彼は、1925年に、量子力学によると、2個の電子はある距離よりも近づけないことに気がついた(もう少し正確に言うと、量子力学は、同じ種類のふたつの物質粒子が、同一の状態を占めることを禁止する。しかしここでは、近づけないという大雑把な言い方で十分だろう)。

泡利是因为辛辣的批评而被世人所知的澳大利亚的量子理论先驱者。
他在1925年发现在量子力学中两个电子无法比某个距离更加接近。更准确来说,量子力学中同类的两个物质粒子禁止占据同一状态。这里用无法继续靠近这个模糊的说法就足够了。

その後、何人かの研究者が得た洞察により、パウリの結果は小さな粒子に焦点を合わせていたにもかかわらず、太陽など大きな天体の運命を理解するための鍵になることが明らかになった。
太陽が収縮するにつれ、中心部に含まれる電子はどんどん高密度になり、いずれ電子密度はパウリの排他原理によって決まる限界に達する。それ以上収縮すればパウリ原理に抵触するという密度に達すると、強い量子的な力が働き、電子たちはそれ以上テコでも動かなくなる。電子たちは各自のパーソナルスペースを要求して、それ以上ぎゅうぎゅう詰めには絶対にならないと言い張るのだ。そうなると太陽の収縮は停止する。

之后,根据几位研究者的论证,泡利尽管是关注微观粒子,但是却成为了理解太阳这样的大天体命运的关键。
随着太阳的收缩,中心部包含的电子密度会越来越高,最终到达泡利不相容原理所规定的极限。再继续收缩的话,就会和泡利不相容原理相抵触,因为有强大的量子力量在起作用,电子无法继续收缩了。电子们要求自己的个人特征,主张自己无法再继续被压缩。这样太阳的收缩就会停止了。

中心部から遠く離れた太陽の外殻は、引き続き膨張を続けて温度が下がり、最終的には宇宙空間に漂い出す。あとには、炭素と酸素からなる、超高密度の丸い天体が残される。
白色矮星と呼ばれるその天体は、それからさらに数十億年ほど光を発し続けるだろう。しかし、その先の核融合に必要な温度が得られないため、熱エネルギーはゆっくりと宇宙空間に散逸し、太陽の残骸は、燃えさしの最後の残り火のように冷えて黒っぽくなり、ついには光を出さない暗黒の球体になるだろう。エンパイアステートビルの10階から階段を数段ほど上ったところで、太陽は完全に光を失うだろう。
それは穏やかな終末である。次の階に向かってビルの階段をさらに上っていくとき、宇宙全体を待ち受けている破滅的な終局と比べればなおさらだ。

距离中心部很远的太阳的外壳,会继续膨胀,然后温度降低,最终会漂浮到宇宙空间中。之后,只会留下由碳元素和氧元素构成的超高密度的圆形天体。
被称为白矮星的天体会继续发光几十亿年。不过因为无法获得的继续核聚变得到温度,热量会一点点逸散到宇宙空间中。太阳的残骸将会如同将要燃尽的残烛一般,慢慢冷却变黑,最后成为无法发出光线得到暗黑球体。时间的帝国大厦才登到10层左右,太阳就会完全失去光芒。
这是一个安稳的结局。等到进入下一个阶段,登上下一层时,宇宙全体将会面临一个破灭的终局。与之相比,太阳已经好很多了。
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tab*****
運良く地球が太陽に飲み込まれなかったとしても、
生き物が住めない、暗い極寒の惑星に変わってしまう事だけは、間違いない。
太陽の寿命とともに、地球の寿命も尽きるのは、変わらない。

哪怕地球运气不错没有被太阳所吞没。
肯定也会成为一个生物无法生存的昏暗寒冷的星球吧。
地球的寿命将会随着太阳的寿命终结一起终结这点并无变化。

トク\\\\\\\\( ¨̮ )/メイ
壮大なスケールでの話ですけど、100年後でも1000年後でも太陽と地球の関係は全く変わってないと思います。
変わるとすれば人間により環境破壊された地球だと思います。
もしかしたら1000年後には人間はいなくなっているかもしれないですしね

虽然是壮大的规模的事情,但是100年后也好1000年后也罢,太阳和地球的关系都不会发生变化的。
改变的只有因为人类带来的地球环境破坏罢了。
说不定1000年后已经不会有人类存在了。
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mac*****
だから、地球を離れても生活出来る研究をしているのでしょうね。
50億年あれば目的地は見付かるし、旅に出る準備は出来るでしょう。
1ヶ所に決めてそこで適合出来るかは分からないから何ヵ所かに離散するのかな。
それぞれの地で別の進化を遂げた人類がまた出逢うことはあるのかしら。

所以才会有人研究离开地球后的生活的。
有50亿年的话,肯定能够找到目的地的,也能做好旅行的准备。
虽然只选择一个地方肯定是无法证明是否合适,所以应该广撒网的吧。
分散到各地分别进化的人类不知道还能否相遇呢?
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gor*****
太陽クラスの恒星の燃料がフルでおよそ100億年、現在50億歳の太陽の燃料タンクはあと50億年でガス欠によりエンスト。全体の質量が小さいため超新星爆発には至らずぼよよ〜んとした赤色矮星となり膨張し太陽系を飲み込む。また我々がいる天の川銀河もいずれアンドロメダ銀河と衝突する日が来るらしい。要するに遠い未来には今の人類も含め全ての生命は存在してない。ただの物質として宇宙のどこかで彷徨ってるんだ。我々は元々星屑なんだよ、神でも仏でもない。

太阳级别的恒星的燃料燃尽大约要100亿年,现在50亿岁的太阳的燃料箱将会在50亿年后因缺乏燃料而告罄。因为全体质量还很小,所以到不了超新星爆发的程度,然后成为胖胖的红巨星,膨胀起来吞噬太阳系。同时我们的银河系也会和仙女座星系碰撞。也就是说很遥远的未来,包括我们人类在内所有的生命都不会存在了。只有物质在宇宙中漂浮。我们本来就是恒星的残渣,非神非佛。

Black-Hole’s Invader
それが宇宙の森羅万象というものであり、万物は全て終を迎えます。悲しいですが、抗うことは出来ず受け入れるしかありません。私たちは宇宙から与えられた生を有意義に大切に全うしましょう。

这就是宇宙的森罗万象吧。万物都会迎来终结。虽然很悲伤,但是无法抵抗,只能够接受了。我们应该珍视宇宙给予我们的有意义的生命。

oka*****
10億年後には太陽は今より10%明るくなり地球へ届く熱も増えるため、地球の海は全て蒸発して水蒸気となりその温室効果によって金星よりも遥かに暑くなると言う。当然ながらいかなる生物も存在できない灼熱地獄。生物が絶滅するほど暑くなるのはそれよりずっと以前だから地球に住み続けられるのはあと50億年どころか5億年もない。とはいえ人類は5億年より前に50年後の心配をする方が先なのは間違いないし、個人レベルなら5年先を考えるべきなのだろうな。

10亿年后太阳将会比现在明亮10%左右,传导到地球的热量也会增加,所以地球的海洋全部都会蒸发变成水蒸气。然后因为温室效应,地球将会变得比金星更加炎热。当然这是生物无法存在的灼热地狱。生物被灭绝将会在变得那么炎热更早很多,所以说还能够在地球生存的时间别说是50亿年了,连5亿年都没有。话虽如此,人类比起5亿年后的未来,先担心下50年后的事情更好。个人的话,应该考虑5年后的发展。

pjx*****
他人ではない自分の意識が存在することが不思議。量子論で脳の説明ができる日もいつか来るのだろうが、それは他人の脳の話。
自分の意識を説明することは科学では無理なのではないだろうか。
自分の精神は何からできているのだろうか? 自分の視覚を通して外を見ているのは誰なのだろうか?
*****
まあ心配しなくとも、太陽の寿命より人類が滅びる方が間違いなく早いだろう。我々は雨上がりの水たまりにうっかり湧いたボウフラと同じ様なもの。水たまりが干上がればあっという間に死に絶える。太陽だって今この瞬間に異常が起こって突然熱を失うかも知れない(実際には内部に異常が起こっても表面に達するまでにタイムラグがあるが)。
そう考えると、現実社会であれこれ悩んだり、不動産買うのにあくせく働いたりする事は何もかもむなしくなる。宇宙のことを考えるのは結構危険だな。労働意欲が失せる。

用不着担心的,比起太阳的寿命,人类灭绝的时间应该更早的。我们就像是雨后水洼里出现的孑孓一样。在水洼干涸的过程中慢慢死掉。太阳现在也可能发生瞬间的一场,然后突然失去热量。
这样想的话,现实社会中的各种烦恼,比如为了买房辛苦工作这类就变得空虚起来了。思考宇宙是非常危险的,让人失去劳动的欲望。

uik*****
数百年のうちに人類は、環境も人も破壊しつくしていなくなっていると思います。運良く地球から逃れられた人がいるとしても、命を繋いでいくのは難しい。個人的にその方がいいと思うし、そう思うことで楽に物事が考えられる部分もあります。
悲しいけど、悲しくない。

这百年的时间内,人类就会将环境彻底破坏吧。哪怕有人运气好从地球逃离了,想要继续生存也是非常困难的。我个人觉得那样就不错。这样想的话,都能对事物乐观思考了。
虽然很悲伤,但是并不伤心。

ze0*****
50億年後に太陽が膨らむ前に膨張初期に各惑星の軌道が外側にズレるとも言われてますね。そうなればどのみち50億年よりも前に地球は住めない星になってしまう。
そしてそれよりも人類というよりも現行の生物種が50億年後も行きているとは考えにくい。今まで40億年くらい生物は繁栄しているけど、50億年もとい40億年も同一の種が生きた事例はないんだから。

50亿年后在太阳膨胀之前的膨胀初期,各个行星的轨道会往外延申啊。那样的话,不管怎么说50亿年之前地球就会变成一个无法生存的星球了。
而且,很难认为人类这种现存的生物会在50亿年后生存。现在为止40亿年中生物实现了繁荣,但是50亿年或是40亿年中没有同一种生物一直生存。

var*****
これより早い段階の15億年後に地球内部の活動が終わりその結果、大気も無くなり生命体が住めない星になるという予測もあります。

比这个更早大约15亿年后虽着地球内部活动的结果,估计地球就会变成一个没有大气也没有生命的星球。

cfe*****
人類の残された時間はもっと短くて2~3百年とも言われてるしな。まぁ急いで次を見つけたい気持ちも分からなくはないが、現実的には種としての限界もある訳だし、あまり無理しないことだな。できることなら、いつか存在するかもしれない別の生命体に、人類が存在したことだけでも伝えられたら奇跡だと思うな。

留给人类的时间短点说只有2~3百年。虽然我也不是不能理解想要早点找到下一个星球的心情,但是现实是作为物种还是有自己的极限的,没必要非要勉强行事。如果可以的话,能够有一天向别的生命体传达人类曾经生存过的事实就算是奇迹了。

tyd*****
まあ後1億年も人類が生存し続ける確率はほぼゼロに近いだろうから、そんなこと(太陽の終末)など全く気にすることはないだろう。
我々は時に蜉蝣等の命の儚さを憐れむが、宇宙の壮大な時間軸に照らせば、人生100年としても蜉蝣の命とどれほどの差があるのだろうか?
そんなことをつらつら考えると、現代に生きる我々に出来ることは「精々孫の代までは、現状の社会·生活レベルを少しでも改善するように振舞うこと」かと思う。3~4世代先にはもう自分達は存在しないのだから、その時代時代の人々に任せるしかないもんね!?

反正1亿年后人类还能继续生存的概率几乎接近零,所以也用不着那么在意太阳的结局。
我们虽然偶尔会怜悯浮游的短暂,但是按照宇宙壮大的时间轴来说,人生100年也是和浮游的生命没有什么区别吧?
如果仔细考虑这些事情,生活在现代的我们所能够做的,最多也就是为了子孙后代,稍微改善下现在社会·生活水平罢了。3~4代后我们已经不在了,所以只能交给那个时代的人吧!?
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mature baby
始まりの有る事には、必ず、終りが有る。人類は、「誕生した」のだから、その終焉は、いつかは、来る。
しかし、生命は、永遠なるもの。
人生は、有限だが。
地球での歴史を終えた人類は、その後、新たな「水の惑星」に、生まれる。そして、
地球に良く似たその惑星で、新たな歴史を、創っていくことだろう。
生物が地球に誕生したのは、偶然ではない。それは必然だったのだ。
無から有は、生じない。
有もまた、無になることはない。
宇宙は、無限循環系なのだ。
地球は、生きとし生けるものを育む、「生命維持システム」の一部分だ。
かけがえのない、
生命の産みの親であり、育ての親である。

有始就有终。人类有诞生,终有一天终结也会到来。
不过生命是永恒的。
人生虽然是有限的,
但是地球上的历史迎来终结的人类也会在之后抵达新的“海洋星球”。
然后在类似地球的行星上创造新的历史。
生物诞生在地球上不是偶然,而是必然的。
无中不能生有,
有亦无法归无。
宇宙是无限循环的系统。
地球是孕育生物的“生命维持系统”的一部分。
无法替代的,
生命诞生的父母,也是养育的父母。

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